
合格への第一歩は、宅建試験の難しさを知ることから
これから試験を受けようという受験者にとって、一番気になるのは試験の難易度ですよね。宅建試験は、どれくらい難しい試験なのでしょうか?
宅建試験の難易度を知るために、過去10年間の合格率と合格点を調べてみました。一覧表にまとめましたので、まずはご確認ください。
宅建試験・合格率と合格点(過去10年分)
| 年度 | 合格率 | 合格点 |
|---|---|---|
| 平成12年 | 15.42% | 30点 |
| 平成13年 | 15.26% | 34点 |
| 平成14年 | 17.34% | 36点 |
| 平成15年 | 15.29% | 35点 |
| 平成16年 | 15.93% | 32点 |
| 平成17年 | 17.33% | 33点 |
| 平成18年 | 17.15% | 34点 |
| 平成19年 | 17.27% | 35点 |
| 平成20年 | 16.21% | 33点 |
| 平成21年 | 17.86% | 33点 |
宅建試験は1問1点の配点で50問出題され、50点満点となっています。
合格率は15~17%で推移していて、かなり難しい試験であることが推測されます。宅建は法律系資格の入門と言われている試験ですが、あくまでも国家試験ですので、10人に8人以上が不合格となってしまう厳しい試験であることを、まずは自覚しなければなりません。
そして、この試験の特徴のひとつとして挙げられるのが、毎年変動する合格基準点を設けていること。ここ10年はおおむね30点から35点の間で推移していますので、35点以上を得点できれば、ほぼ合格できると考えて間違いないでしょう。
しかし、50点満点の35点というのは、なかなか取れる点数ではありません。
試験の内容は権利関係や宅建業法、法令上の制限など、不動産とそれに関連する法律に関するものですので、法律に触れたことのない人にとっては、理解するのも難しいものです。出題範囲をまんべんなく学習するとなると、相当の長期戦を覚悟しなければなりません。
そこで、短期間で効率よく合格するためには、35点の合格点ギリギリのところを狙う学習法が必要となってくるワケです。
35点を狙う学習法というのは簡単なように思えますが、実はなかなかのテクニックを要するもの。
試験範囲の中から捨てる項目と覚える項目とを判別し、重要な部分だけを確実に覚えていく作業をし続けなければならないのです。この判別作業は、過去の出題傾向を熟知していなければできないことですから、独学では到底無理でしょう。
短期間で確実に合格するためには、通信講座か資格予備校への通学が必須となってくると思いますが、この選択については後に説明するとして、次のページでは、出題科目の概要をご紹介したいと思います。